読売オンライン:診断と手術、同時に…「スマート治療室」公開
〈記事リンク〉
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160617-OYT1T50105.html?from=ycont_top_txt
(読売オンライン:診断と手術、同時に…「スマート治療室」公開)
〈要約〉
様々な医療機器を連携させ、診断と手術を同時に進められる「スマート治療室」が16日、東京女子医科大学の研究施設で公開された。診断情報などをインターネットで統合し、安全で質の高い治療の実現を目指す。公開されたのは、磁気共鳴画像装置(MRI)を中心に、手術台や顕微鏡など約20台の機器が一体的に動き、手術を支援する治療室。手術中に採取したがん組織を、その場で検査・診断しながら治療でき、無駄な切除や取り残しを防げる。
〈疑問〉
診断から手術までの時間が極端に短くなることに問題があるのではないのだろうか。
〈考え・主張〉
診断して、その場で治療できる様になることは、一見、治療する側も患者にとっても利便性の向上してとても良いシステムの様に思える。しかし、診断から治療までの時間が極端に短縮されることで、治療する側の判断ミスが生じる可能性も考えられる。病気の中では、必ずしも病名と治療法が判断できるとは限らないものもあるだろう。スマート治療室は、かなり魅力的であるが、導入することで益々、医者の判断能力が問われるだろう。
〈その他〉
特になし。