NHK NewsWeb:水素供給併設ガソリンスタンドで消火訓練

〈記事リンク〉

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160606/k10010547551000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_024
NHK NewsWeb:水素供給併設ガソリンスタンドで消火訓練

〈要約〉

燃料電池で走る車に燃料の水素を供給する設備が併設されたガソリンスタンドで火災が起きたという想定で、東京消防庁などが消火活動の訓練が行われた。この訓練は、6月5日から始まった「危険物安全週間」に合わせて東京消防庁が行ったもので、水素を供給する水素ステーションが都内で初めて併設された江東区内のガソリンスタンドに消防署員ら30人余りが参加した。震度6強地震が発生し、利用客が給油ノズルを誤って抜いてしまい、周辺にこぼれたガソリンに火がついたという想定で行われた。

〈疑問〉

自動車の燃料が水素になり、運転が自動化される方向に向かっている中、緊急事態に対する対策は十分行われているのだろうか。

〈考え・主張〉

疑問の欄にも書いたように、自動車の燃料とシステムが、大きく変わろうとしている。中でも燃料に水素を用いることは、中学時代に理科の実験でも確認したように、場合によっては、爆発する可能性も考えられる。そのことを考えての今回の訓練が行われたのだが、今後水素ステーションが普及するにあたって、まずは安全面の対策を講じる事が何よりも重要で有ると考える。そして、水素燃料と自動運転システムは初期段階では安全面を考えて、1台で両方とも導入する事はやめるべきである。まずは、先端システムのどちらかを導入し実用化して安全性などのデータを地道にとるべきであると考える。