NHK NewsWeb:舛添知事 公用車で別荘「体調など見ながら考える」

〈要約〉

東京都の舛添知事が、この1年間、神奈川県湯河原町にある自身の別荘に毎週のように公用車で通っていることが発覚した。これに対し、舛添氏は4月28日の定例会見で、ルール上問題が無い事を主張するとともに、危機管理上の問題もないと弁解した。舛添氏は他にも海外出張の際にファーストクラスやスイートルームを利用したことによる多額の出張費についても物議を醸している。

〈疑問〉

税金のあり方、使い方を今一度考え直すべきではないか。

〈考え・主張〉

政治の運営資金は国民から徴収した税金で賄われている。そのため、本来であれば1円単位で明細書を作成し国民に公開するのが理想的であるといえる。しかし金額も莫大な上に支出のされ方も多様であるため、現実的にはそうはいかない。今回提起した舛添氏の事例を始め、より良い政治運営の為に最小限で効率的に使われるべき税金が、国民の意に反した使われ方をされているという問題が度々浮き彫りになる。このような問題を無くすためには、国会運営の規模を必要最小限にするべきである。議会中に携帯を触ったり、寝たりするような議員に対して税金から給料を出す必要は本来無く、また議論中に野次に徹する生産性をもたらさないような議員も同様である。これらの問題を解決する1つの方法は、公職に就く人の若年化であると考える。選挙に参加できる年齢が18歳に引き下げられたのに対し、議員の年齢層は変わっていない。若い世代に政治に対して関心をもってもらおうという目的から始まった試みではあるが、政治を行う同年代の議員がいないのではあまり効果は得られないと考える。マンネリ化する国会に、若い世代の柔軟な考え方を取り入れる事で少なからず政治は良い方向に進むのではないかと思う。
〈その他〉
特になし。